氏名:吉村 和倫(よしむら かずのり)
生年月日:1988年10月11日生
出身地:愛知県豊田市
データ分析および機械学習とソフトウェア・ファームウェア開発の技術を駆使してビジネスソリューションを提供し、データ分析・機械学習・ソフトウェア開発を軸に、10年以上にわたり多様な業界で価値創出に取り組んできました。広告業界でのビッグデータ活用を皮切りに、ユニクロではGoogleと連携した需要予測モデル構築、Treasure Dataではソリューションアーキテクトとして多数の企業におけるデータ活用とAI導入を支援、生成AIによる業務自動化やECのCVR改善など、実ビジネスへの応用経験も豊富です。
現在は、水処理機器スタートアップでIoT製品3件を1年で開発・リリースし、ファームウェアとソフトウェアを一貫して担当、並行してSaaS企業では、大規模Webクローラー(最大1500万ページ規模)の開発・運用をしています。
技術選定から実装・運用まで一貫して担える実行力と、ビジネス成果に直結する課題解決力を強みとし、先端技術の実用化に継続して取り組んでいます。
事業内容:水処理IoT装置プロダクトの開発 | 社員数:5名
すべてのプロダクトに関して、装置を動作させるためのファームウェアおよび装置から取得するデータを保存・活用するためのソフトウェアを、設計〜実装〜運用まですべて担当。Crafteauは半年程度、河川浄水器は1ヶ月程度で設計から納品まで行った。
開発環境:Python, TypeScript/JavaScript, Arduino, Kotlin | ESP32, Raspberry Pi | FastAPI, React, NextJS, Ansible | GCP(BigQuery, Cloud Run, Pub/Sub), ThingsBoard, Terraform Cloud
事業内容:商品データをビジネスに活用するためのProduct Data Platform(SaaS)の開発・提供 | 社員数:~50名
期間:2023年1月~現在
汎用的に利用できるアーキテクチャを考案しつつ、8つのWebサイトのクローラーについて現在も定期的にクローリングを行っている。規模の大きいもので1500万程度のページを安定してクロールしている。また、2025年4月からは研究開発として生成AIを使うことでクローラーの実装が効率よくできるかに取り組んでいる。
開発環境:Python | FastAPI, Playwright, LangChain | GCP(Cloud Run, Artifact Registry)
期間:2022年1月~2022年12月
開発環境:Python | FastAPI | GCP(Cloud Run, Artifact Registry)
事業内容:Treasure Data CDP(SaaS)の開発・提供 | 社員数:~300名(2018年現在)
期間:2023年4月~2023年10月
国内最大級のポータルサイト運営企業およびSNS運営企業に対して、データクリーンルーム技術を提供し、顧客でのサービス提供まで支援した。データクリーンルーム技術が黎明期であったため、顧客も社内メンバーもその技術の複雑さからブラックボックス化していたが、論文を読み込み、その仕組みの説明とサービス提供におけるリスクの説明・提案を行い、サービス提供開始を達成した。
期間:2021年4月~2023年10月
大手通信企業の専属人員としてTreasure Data CDP導入・活用を、顧客折衝・提案から実装まで担当した。導入フェーズでは、顧客のセキュリティ要件に鑑み、Treasure Dataとして開発が必要な項目を整理し、社内エンジニアとの開発内容・スケジュールの調整を行った。活用フェーズでは、顧客のマーケティング部がデータに基づいたターゲティングを行えるように提案し、顧客のデータの取り込み・整形・突合の実装を行い、実際にマーケティング部がSQLを書かずとも大規模データを活用できる環境を整えた。
期間:2018年11月~2021年3月
ソリューションアーキテクトとして、常時20社程度の顧客を担当し、そのプリセールスでの提案とオンボーディングでの提案・実装支援を行った。Treasure Data CDP上で機械学習を利用したい顧客向けに、その活用方法の提案・実装を実施することが多く、CVRが5倍になった実績がある。
事業内容:アパレル商品の企画 ~ 開発 ~ 生産 ~ 流通 ~ 販売 | 社員数:~40,000名(2017年現在)
期間:2018年4月~2018年10月
Google社と協働で商品の需要予測を行い、サービスローンチ前のGoogle社のDeepLearningによる予測モデルに鑑み、そのデータの特徴量の設計を提案・実装した。最も精度の良い商品で約98%の精度で予測できた。
期間:2017年6月~2018年3月
顧客・商品・購買データを使ったダッシュボード構築を構築し、商品企画部・マーケティング部がデータを活用して商品企画・施策を実施できる環境を整備した。また、商品の購入者のアンケートデータを分析することで商品企画にこれを活用できるよう支援した。
事業内容:メディアレップ(インターネット広告枠の販売・仕入れ)、広告ソリューションの開発・提供 | 社員数:~500名(2013年現在)
CVR予測では各顧客の購入・成約などのURLを入力するだけで、そのURLに到達する確率を予測し、広告でターゲティングするためのロジックとサービスの開発を行った。月間数千万円の売上になるプロダクトとなった。
Linux (12年) - 環境設計・構築が可能